「しなやかに強く2」完結、ありがとうございます。
「しなやかに強く1」に続き、コチラも本宅「キロキロ草子合唱譚」の「キロキロ日誌」で書いた「王宮小説」の過去番外の再録、「Ura★Kiro」バージョンです。
「1」の方のあとがきで、書くのを躊躇っていた場面ですが……結局、連載してしまいました(苦笑)。
何に躊躇していたのかは、読めば分かると思います。
ハッキリ言って、少女的思考からするとタブーだと思われる展開です。ただでさえ、双子を妃にするという暴挙にでている俺様皇帝に非難が集中しているに違いないのに(←個人的推測)、こんなことしていいんですか?
……人の言うこと聞きやしねえ。あわわ、言葉遣いが悪くなってしまいました。
まあ、そんな感じで彼はまったく譲らなかったワケです。
ルーヴェに対しても非道ですが、ツェムに対しても不誠実極まりない。
一応、彼なりの愛情表現なんですけどねー。
やっていることは、女の敵です。どうぞ、あまり嫌わないでやってください。
皇帝は、こういう人なんで(悟りの境地)。
で、皇帝がこんななんで対照的に登場した黒騎士・ラウィードは忠実な下僕としてルーヴェについてもらいました。
高飛車でワガママな姫ですが、精神的に一番ツライ状況に置かれているのも彼女なので。
精神的支えとして、彼には頑張ってもらわないと!
ただし、この二人は完全プラトニック・ラブなのでコチラの「帝国恋愛秘話」には収録されないモノと思われます。
関係としては、とても好きなシチュエーションなんですけどねえ♪
「しなやかに強く」は、ここで完結です。続きはありません。
最後のツゥエミールのモノローグが、つまりはこの話「1」〜「2」を通してのテーマでした。
ってコトで。
また、しばらく「帝国恋愛秘話」は動きがないと思われます……思いついた時に、ひょっこりアップしているという感じでしょうか。
その時に、またお会いできることを願いつつ☆
2005.10.20.「Ura★Kiro」管理人、なお。 感想 は随時受付中!
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