きの声 〜あがき〜


〜帝国恋愛秘話〜
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 「嘆きの声」完結、お付き合いくださり、ありがとうございます。

 何とか、最後まで書き切ることができました。あまりのシリアスな展開に、一時逃げそうになったこともありましたが……それも、よい思い出です。
 何よりも、ありがたいのは感想をくださるみなさまです。
 いや、本当にありがとうございました。
 また、よろしくお願いします。
 そして、共同で「まいあ」運営をさせてくださるあめらさんには、感謝の仕様もありません(平伏)。
 「まいあ」でなければ、この話は書かなかったことでしょう。

 で、この「嘆きの声」ですが――。
 書くきっかけとなったのは、 ある 場面です。話の中で言うと、第10話から第11話にかけてです。
 知ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、「嘆きの声」は 未公開 長編「スケルツォ」の番外的な独立サイドストーリーです。
 司法院の二人の大審官は、本編では脇役……特に、今回の主役「死神の涙」デルハナースは、最初にちょこりと出てくる程度のチョー脇役。
 にも関わらず、私は「司法院」の設定を気に入っているのです。
 そして、彼ら二人の過去とか「司法院」と「国教会」の確執とかイロイロ考えてしまいます。ダークな感じがヒシヒシとするあたり、心躍ります。ふふふふふ。
 まあ、そんな副産物が今回の話の根底にあるというか……。
 もし許されるなら、そういう副産物をこれからも書けたら書きたいのですが――その時は、「司法院」シリーズとしてシリーズ化しようと勝手に決めてます。
 いや。書かないことも、あるいは……アリですが(汗)。

 シリーズ化、許していただける場合は、メール か何かで激励ください。なければ、たぶん書きません。ダークな話は苦手なのだ……申し訳ない。
 では、次回は怪盗モノを連載予定してます。
 学園怪盗モノ。プラス、学園恋愛モノです(あくまで 予定 )。
 仮題……「手のひらに、Oパーツ」です。ほとんど、確定っぽいですが。
 こちらも、お付き合いくださると嬉しいです。
 ありがとうございました。

2003.4.21.なお。
■補足■「まいあ」とは、2002.12.〜2004.12.まで活動していた、
あめらさまとの共同裏サイトの名称です。2005.1.1.に閉鎖しています。


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