■読むまえに、ご注意ください■
こちらの 「天気予報士な恋」 は、
「いち にの さん」で名前もなく登場していた
貴金属店勤務の彼女のお話です。
「いち にの さん」の二人は不在ですが
「小説家になろう」さまでは
この店員さん視点で「いち にの さん」完結していたり。
しかし、内容は まったくの 別話になります。
(※「なおのブログ」で連載しました再録作品です。)
付き合って一年の年上彼氏には一番嫌いな言葉で別れを告げられ、悲しいやら腹立たしいやらで何とか終電に乗ったはいいけれど駅から出て気づけば雨に降られていた。 「ああっ。もうっ! アイツのせいで由良くんの天気予報も無駄になっちゃったじゃない。バカァ!!」
「すみません、よろしいですか?」
おずおずとした声に、和美は振り返る。 それは――自分の履いていたハズの、パンプスだった。
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