Kawara Page

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　　　　　　◇◆　　　　《　合唱　草子　》　　　　◆◇◆◇
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　最終号５月２５日発行
　発行者　なお

　ホームページURL http://isweb25.infoseek.co.jp/novel/akikiro/
　メールアドレス　scherzo20@hotmail.com
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　◎◆◇◆◇◆◇◆◇◆◎◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◎◇◆◇◆◇◆◇◆◇◎

　　目　次
　■　まえがきの段
　■　広島〔こうとう〕、歌だより・・・最終関門。
　■　あとがきの段

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　〔まえがきの段〕
　　こんにちは。前回の最終号をお届けします。
　　何をまかり間違ったか、サンプルに手を抜いてます。（汗）

　　さて、「歌だより」もクライマックス（？）！　計画の全貌が明らかにっ！！
　～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
　――――＞〔あらすじ〕＜―――――――――――――――――――――
　　少女、伶眠〔れいみん〕はある計画を実行しようとしていた。しかし、
　行く手にはいくつかの関門が横たわっている！　果たして、計画は成功す
　るのか？！　そして、その計画とはっ?(゜_。)?(。_゜)?
　――――――――――――――――――――――――――――――――＞

　《　広島〔こうとう〕、歌だより　》

　　　最終関門。

　　羅童〔らどう〕家とは、ここ広島から珞戸までの闇市場を支配する一家で
　ある。犯罪、裏取り引きから政界への暗躍とその活動は小さいものから大き
　いものまでさまざまだ。

　　羅童〔らどう〕家の執務室は広かった。
　　彼女は扉を開け放つと開口一番、
　「羅童家の頭首さま！　私に禅を譲ってください！」
　　部屋の奥に置かれた高そうな机で、羅童家の頭首・灰〔かい〕はポカーン
　としていた。
　　黒髪を後ろになでつけた独特の髪型、細い顎の線、情の表れない冷たい視
　線。
　　平たいフォルムの眼鏡を外すと、机上に肘を乗せた格好で口元を「へ」の
　字に曲げる。

　「なっ！　何よ！　何がおかしいのよッ」
　　必死に笑いを堪えている頭首に、彼女は心外とばかりに息巻いた。しかし、
　それがさらに効いたのか、灰は声を上げて笑いはじめる。
　「ふっ！　はっはっはっ……いや、そう、睨むんじゃない。しかしね……ふ
　ふっ……禅はやれないよ。お嬢さん」
　「なんでよ」
　　ムカムカとしながらも、彼女は腕組みして訊いた。
　「まず、第一に君らが若すぎる。第二に禅は私たち一家の大切な一員だ。第
　三に君は近々「楽院〔帝立楽歌専修学院の略〕」に行くと聞いている」
　　そこまで言うと、奇妙な視線を彼女の後方へと向けて微笑んだ。

　・・・続
　～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
　〔あとがきの段〕
　　さてさて、短めに切りました。
　　お気に召しましたら、登録の手続きをどうぞ♪

　<おことわり>
　　作品の中に登場する団体・個人の名称はフィクションです。
　　実在するいかなる団体・個人とも関係ありません。
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　叱咤、激励などはこちらへドシドシとお願いします
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　■「合唱草子」５月２５日最終号
　■発行責任者　なお
　■発行システム　インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
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